2007/2008 演劇 『まほろば』 公演プログラム 新国立劇場

「生命」を語る6人の女たち それは祭の夜の物語
同じ時代を生きる、新しい世代の劇作家と異世代の演出家によるコラボレーション企画「シリーズ・同時代」。その最後を飾るのは、劇団モダンスイマーズ全作品の作・演出のほか、『第32進海丸』『世界の中心で、愛をさけぶ』など数々の話題の舞台・映画の脚本を手掛け、若手劇作家注目度No.1の蓬莱竜太と、栗山民也・前芸術監督の強力タッグ。繊細かつ大胆な舞台づくりを誇る栗山に、骨太な作風で男たちを描き続けてきた蓬莱が初めて書き下ろす「女性のみ」の芝居で挑みます。

それは緑に囲まれた村の祭りの夜。面々と続く「本家」の居間に集った、世代の違う6人の女たち――母として、娘として、そして女として、彼女たちに迫られる選択――「生命」と向き合い、語り合う、とある一夜の物語……



ものがたり
とある田舎町。祭りの夜。「本家」の居間。奉りの儀式のため男たちは出払っており、女たちが残って留守を預かっている。
数日前に東京から久しぶりに帰郷したミドリ。都会での生活は順調だったが、気がつけば40代、婚約寸前で交際相手と別れてしまい、傷心旅行のつもりだったのだが、実家は実家で何かとうるさく、かえって心の傷をえぐられる始末だ。本家の血を絶やしたくないばかりに、いまだ独身のミドリに対し、小言の耐えない母。一方、妹のキョウコは、父親のわからない子を出産。しかし、そのミドリの姪であるその娘は行方が何年もわからない。
ところが、親戚の女たちも集まり、宴会の準備を進めているところに、長い間行方のわからなかった姪が突然帰ってくる。どうやらお腹に子どもがいるようだ……。
「母親になりたいだけ」「母親になる覚悟はあるのか」
「幸せとは何か?」
「子供を産む」ことをテーマに、世代も価値観も違う5人の女たちが紡ぎ出す一夜の会話劇。
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800円(税込)
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